実家のゴミ屋敷を片付けたい!親の説得法と片付けるためのコツ
自分の住む家とは違い、実家のゴミ屋敷を片付けるには悩ましい問題が特に多く感じられるのではないでしょうか。実際に「実家のゴミ屋敷をどうにか片付けたい!親をどうやって説得したらいいの?」「実家のゴミ屋敷が片付ける方法を知りたい!見比べて最も効率的な方法で片付けたい!」と現状の解決策を模索している方も少なくないでしょう。
実家のゴミ屋敷の片付け方には、「自力で片付け」と「業者に依頼」の2通りの方法があります。この記事では、方法別に手順や費用目安をわかりやすく紹介しているので、あなた自身に合う最適な対処法を検討することができます。また、実家であれば住人であるご両親の説得も大切です。説得するコツや説得に適したタイミングなども実践的に解説しているため、ご両親に寄り添った円満な解決につなげられるでしょう。
実家がゴミ屋敷であることのリスクやご両親の内面的状況も併せて紹介し、記事を読んですぐに片付けに取り組めるよう有益な情報を満遍なく揃えています。最後までご一読いただければ、ゴミ屋敷が片付くまでの道筋を知り、選択肢を誤ることなく、見違えるほどきれいなご実家を実現できるはずです。
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実家のゴミ屋敷状態を放置していると、以下の4つのリスクが生じるおそれがあります。
1-1. 火災が発生するリスク
物が散乱したゴミ屋敷には燃えやすい物も多く含まれ、そうした環境でガスコンロやストーブを使用していると当然引火して火事になるリスクは高まります。また、電源プラグとコンセントの間にホコリが溜まり、その箇所が湿気を帯びて火花放電が繰り返されることで、トラッキング現象による火災を誘発する可能性も無視できません。
1-2. 近隣からの苦情が発生するリスク
悪臭や害虫の影響が近隣まで及ぶ場合や、家の外までゴミが溢れかえることによる景観上の問題から、ご近所の苦情でトラブルに発展するおそれがあります。改善が見られなければ、ご両親は地域のコミュニティからますます孤立するうえ、賃貸物件の場合は強制退去を命じられるケースもあるでしょう。
1-3. 健康被害のリスク
異臭・害虫・カビなどに囲まれた不衛生な環境では、ご両親の健康が損なわれるリスクが高まります。例えば、ネズミは重篤な症状を引き起こしかねないハンタウイルスなどの病原菌を運び、ダニやノミが大量発生すると様々な皮膚トラブルが不安視されます。また、足腰が弱く転びやすい高齢者にとって、踏み場もないほどゴミに覆われた室内は、転倒事故が起きやすい危険な状況です。高齢者の転倒は、骨折などの大怪我につながるほか、寝たきり生活の引き金になるなど長期的な健康問題に直結するおそれがあります。
1-4. 遺品整理時に揉めるリスク
親が亡くなり、急に遺品整理の必要性が出た場合、大変な思いをするケースも少なくありません。兄弟がいれば、誰がどのくらい片付けるのか、誰が主導で業者に依頼するのかなどで揉め事になる可能性があるからです。親が健在の時期から片付け作業を進める方が、本人の意思も確認できるので厄介な相続トラブルなども回避できるでしょう。
そもそも、なぜ実家がゴミ屋敷になる事例が後を絶たないのでしょうか。それには、次の4つの原因が関わることが多いと考えられています。
2-1. セルフネグレクト状態になっている
子供が実家から自立し、近隣との付き合いも少ない状況が続くことで、孤独感を募らせてセルフネグレクトになるケースがあるようです。基本的生活を営む意欲や能力が失われるセルフネグレクトでは、自身の健康や身の回りのことがどうでもよくなってしまう状態に陥ります。こうした状態は、日常的な孤独以外に、身体機能および判断力の低下が重なることで悪化するとも考えられています。
2-2. 体力が落ちている
加齢とともに体力が衰え、ゴミをこまめに捨てたり、家を綺麗に掃除したりすることが難しくなった可能性があります。そして、ゴミが溜まれば溜まるほど、より体力的な作業が求められることからゴミ屋敷から脱却できない悪循環にはまってしまいます。
2-3. 認知機能が低下している
ゴミ屋敷化は、認知症の初期段階が関わっているケースがあります。認知症になると、物の整理の仕方や掃除の方法がわからなくなるほか、物がなくなることに「盗まれた」という不安感を覚え、ひたすら物を溜め込む行為に執着しがちです。認知症の程度によりますが、自身の暮らす環境がゴミ屋敷状態にあることさえ認識できていない場合もあります。
2-4. 物を溜め込みやすい傾向にある
元から「もったいない」という価値観が強いか、買い物やコレクションを好む性格の場合は、物を溜め込みやすくなる事例が目立つようです。特に、認知症の進行を伴うと、自身の価値基準に執拗にこだわる気質が強まり、ゴミ屋敷の状態がより深刻化するリスクが出てきます。
蓄積したゴミを処分して家を綺麗にするには、まずはご両親の説得が欠かせません。
ゴミ屋敷解決のため、ご両親に納得してもらうコツとして以下の4点が挙げられます。
3-1. 実家がゴミ屋敷状態にあることのリスクを伝える
この記事でも説明した通り、ゴミ屋敷の状態が続くと、健康被害や近隣からのクレームなど数々のリスクを伴う点を伝えましょう。リスクを1つ1つ整理することで、ゴミ屋敷で暮らしているご両親も問題点を身近に感じてもらえる可能性が高まります。
3-2. 親のことは否定せず気持ちに寄り添ってあげる
孤独な生活環境や体力及び認知機能の低下など、親自身も不安を抱えて暮らしており、そうした負の蓄積がゴミ屋敷として顕在化するケースも少なくありません。うまく説得するには、親の状況に理解を示し、相手に寄り添った言葉をかけてあげることが大切です。実家がゴミ屋敷化した経緯について、親を咎めるような言い回しは極力避けましょう。
3-3. 実家のゴミ屋敷を片付けることのメリットを伝える
無事ゴミ屋敷の片付けが終われば、病気や転倒のリスクが減り、より健康的な生活を送れるようになります。火災や自然災害などの被害を受けやすい状況も改善されるので、住まいの安全性も大幅に高まります。
3-4. 親の大切な空間は残しておくことを約束する
ゴミ屋敷状態の家で生活する高齢者の中には、自身のパーソナルスペースや私物に干渉されることに不快感を示す方も見られます。そのため、家を完璧に綺麗にするというよりは、ご両親が安全に過ごせる環境を整えることを目標に取り組みましょう。何もかも一掃するやり方ではなく、多少は物が残るとしても、ご両親が心地よく過ごせる空間づくりを約束した方が理解を得やすくなるはずです。
実家のゴミ屋敷片付けを提案しても、身体的な事情や物を溜め込みやすい気質などから親に断られるパターンも目立ちます。しかしながら、日常生活に変化が生じる以下3つのタイミングに合わせると、片付けに納得してもらえる確率が高まります。
4-1. ゴミにつまづき怪我をしたタイミング
家がゴミ屋敷状態でも、普段と何ら変わらぬ生活を送れるうちはなかなか心変わりを期待できません。しかし、ご年配の体調にあって室内で転んでしまうと、大怪我によってしばらく不自由な思いをするケースもあり得ます。そうした辛い実体験に合わせてゴミ屋敷片付けを提案すると、すんなり納得してもらえる可能性が高くなります。
4-2. デイサービスを利用しはじめたタイミング
デイサービスを利用し始めると、家族以外の他人が定期的に自宅を訪れるようになります。その際、散らかった住居を見られるのが恥ずかしい感覚から、ゴミ屋敷片付けに前向きな気持ちを抱きやすいようです。また、介護認定の行政サービスを受ける行為自体が、自身の現状を客観視するきっかけになる場合があります。
4-3. 配偶者が亡くなったタイミング
配偶者が亡くなったタイミングなら、「遺品を整理しよう」という口実から自然にゴミ屋敷片付けへと話を進めやすくなります。ただし、長年連れ添った配偶者を失い、親の心理的負荷が大きそうな様子であれば、遺品整理や片付けの提案は慎重に判断した方がいいでしょう。
実家のゴミ屋敷を片付ける方法としては、次の2つの手段から選択できます。
5-1. 自力で片付ける方法
相応の時間や労力を要しますが、費用を安く抑えやすいのが自力で片付ける方法です。
いくら体力に自信があり、時間的余裕があるとしても自力で対応可能な作業内容には限界があります。そこで、現実的に自分自身で対処できるゴミ屋敷の判断基準を整理していきましょう。
まず、部屋の広さは3DK以内かどうかで判断します。そして、天井までゴミが積み上がっておらず、室内では無理なく身動きできる程度が望ましいです。清掃中は、水回りを使用できる環境にあることも欠かせません。さらに、片付けるゴミの大半が、捨てやすく仕分けしやすいという点も重要です。例えば、搬出や分解に手間がかかる大型ゴミがメインならば、自力による片付けは難しくなります。
実家のゴミ屋敷を自力で片付ける場合の費用目安を以下にまとめました。自治体(名古屋市)の処理場にゴミ40kgを持ち込み、残りの処分を不用品回収業者(不用品回収隊)に依頼したケースを算出しています。ちなみに、名古屋市における処分費用は10kgごとに200円です。
費用項目 | 金額 |
軽トラックレンタル料 | 7,700円(24時間) |
ゴミ処分費用(名古屋市の場合) | 800円(40kg) |
市で処分対象外となるゴミの回収コスト | 8,200円~ |
自力で片付けるときの費用合計 | 16,700円~ |
上記の通り、多量のゴミは軽トラック相当の車両がなければ運べないため、そのレンタル料も加えて費用合計は16,700~円となります。表では、ゴミ屋敷としてはやや控えめの規模で算出しており、ゴミの分量次第で処分コストはさらに上乗せされます。また、名古屋市では家電は粗大ゴミとして回収できないので、その分も不用品回収業者への依頼が必要です。
最初にやるべきは、いつまでに片付けを終わらせるのか自分で目標を定めることです。部屋が複数あれば、各部屋に何日間を要するか具体的にイメージして計画を立てます。その方が効率良く作業を進めやすくなり、モチベーションアップにもつながります。次に、仕分けや清掃作業に先立って、害虫対策を行うのが最適です。燻煙剤などで予め一定の害虫を駆除しておくと、より安心して実際の作業に取り掛かれます。続いて、ゴミの仕分けでは、「残す」「捨てる」「保留」の3つのカテゴリ―に分別してください。「残す」か「捨てる」の二択で迷うよりも「保留」の選択肢を用意すれば、作業全体がよりスムーズにはかどるでしょう。
仕分け作業後は、不要と判断した物の処分に進みます。ゴミの種類や、自治体の対応範囲で処分方法も異なってくるので、収集日や出し方を間違えないよう事前の確認が必要です。ゴミが部屋からなくなったら、部屋を衛生的な状態に戻すため床や壁を入念に清掃しましょう。最初に、新聞紙やキッチンペーパーで湿気を除去したら、中性洗剤を含んだ雑巾で汚れがしつこい箇所をきれいに拭き取ります。仕上げには、消毒液を吹きかけて確実に除菌しましょう。ここまでが、自力で片付ける場合の一連のプロセスです。
5-2. ゴミ屋敷片付け業者へ依頼する方法
自力での作業が難しい場合は、一定の費用はかかりますが信頼にたる業者に処分を依頼します。
業者に依頼する判断基準は、基本的に自力対応の場合と逆になり、部屋の広さは3DK以上、足の踏み場もなく天井までゴミが積み上がっているような状況が該当します。また、水回りが使えない場合もやはり業者に依頼するしかありません。そして、腐敗物や害虫発生の状況が深刻で、単にゴミを捨てただけでは解決しがたいケースも業者の力が必要です。もっとも、ゴミ屋敷片付けは自力ではかなりの時間や労力を費やすため、そのような苦労は避けたい、とにかく短時間できれいにしたいという場合は、部屋の状況に関わらず業者を利用した方が簡単且つ確実です。
ゴミ屋敷片付けを業者に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
間取り | 時間 | 作業人数 | 費用目安 |
1K・1R | 1~2時間 | 2人 | 3万5,000円~ |
1DK | 2~3時間 | 2人 | 5万5,000円~ |
1LDK~2DK | 2~5時間 | 3人 | 8万~14万円 |
2LDK~3DK | 2~7時間 | 4人 | 14万~18万円 |
3LDK~4DK | 5~9時間 | 4~5人 | 18万~22万円 |
4LDK | 8~10時間 | 5人 | 22万円~ |
注意点として、業者によっては、人員追加ごとに費用が上乗せされたり、ハウスクリーニング代がオプションで発生したりするケースもあり得ます。正式に依頼する前に、各業者の料金体系を確認しておくことが大切です。
まず、電話やメールで業者に問い合わせて、適用するプランなどを相談して決定しましょう。次に、希望日に業者スタッフが現場を訪れて見積もりを提示してくれます。見積もり価格に納得ならば、そのまま作業に移行するか、別の日に作業日を設けて業者に来てもらいます。業者によっては、見積もりを出した当日には作業に応じないケースもあるようです。作業終了後は、ご自身の目で最終チェックして、問題なければお支払いをもって取引完了となります。上述の通り、見積もりは訪問査定のケースが大半ですが、弊社の場合は文字で状況を判断できれば、LINE経由ですぐに査定価格の提示も可能です。
弊社、不用品回収隊にゴミ屋敷片付けを依頼する場合の費用プランと、作業の実例をピックアップしてまとめました。
6-1. 不用品回収隊で実家のゴミ屋敷を片付ける費用相場
弊社は、追加料金が一切かからないパック料金を採用しているのが特徴です。明朗会計且つお客様1人1人にぴったりな乗せ放題プランをご案内できます。
プラン名 | 間取り | 作業人数 | 時間 | 料金 |
台車パック乗せ放題 | 単品~ | 1人 | 1~2時間 | 8,200円~ |
軽トラック乗せ放題 | 1K~ | 2人 | 2~3時間 | 14,800円~ |
1.5tトラック乗せ放題 | 1DK~ | 2人 | 2~3時間 | 39,800円~ |
2tトラック乗せ放題 | 2DK~ | 2~3人 | 3~4時間 | 59,800円~ |
4tトラック乗せ放題 | 3DK~ | 3人 | 6時間 | 89,800円~ |
不用品回収隊では、単品回収に適した台車パックも採用しているため、ゴミの分量が少ない場合でもコストを抑えられます。また、本格的なゴミ屋敷片付けに対応できる4tトラックプランも、最低料金が10万円以下から利用できるほどのお得な価格設定です。
6-2. 間取り1Kの実家ゴミ屋敷にかかる費用:14,800円〜
一人部屋の天井に迫るほどゴミが積み上がっていましたが、袋に入ったものが多かった分スムーズに作業は進行。スタッフ2名で取りかかり、約2時間半で片付けと清掃が完了しました。お客様からは「一人ではどうしようもないほど困っていたので助かりました。」とお声をいただいています。
6-3. 間取り1DKの実家がゴミ屋敷のかかる費用:39,800円〜
集合住宅3階の階段作業となり、ベッドや棚など家具が中心の不用品を搬出。また、お客様の希望により、ベランダの物置を解体して同じく回収作業を進めました。スタッフ2名で訪問し、作業は約3時間で終了しました。お客様からは、「好感の持てる対応で丁寧に作業を進めてくださり感謝しています。金額もお値打ちにしてくださりありがとうございました。」と嬉しいお声をいただいています。
6-4. 一軒家で実家がゴミ屋敷のときにかかる費用:89,800円〜
家電製品や工具など重量のある物品も目立ちましたが、3人態勢で作業に当たったため、庭の清掃と併せて約5時間で全工程をこなせました。お客様からは、「電話の説明がわかりやすく安心感があったので依頼を決めました。日程調整から片付け作業までスムーズに進み、落ち葉の清掃も引き受けてもらえて良かったです。」と満足のお声をいただきました。
ゴミ屋敷片付けを、なるべく安くて信頼できる業者に任せるためには、次の必須ポイントを踏まえて比較検討してみましょう。
7-1. 複数のゴミ屋敷清掃業者から見積もりをとる
作業の見積もりを出してもらう際は、数社に頼んだ見積もりを見比べることで本当に安いかどうかを客観的に判断できます。さらに、地域最安値を目指す不用品回収隊では、もしも他社の見積もり価格の方が安ければ、他社よりもお値下げして再度見積もりを提示いたします。
7-2. 事例やお客様の口コミを確認する
作業事例や好意的な口コミが充実しているかどうかも、良心的な業者を見分けるうえで大切なポイントです。経験豊富な業者ならば、ホームページ上には実際の片付け事例が写真付きで豊富に掲載されているでしょう。また、信頼に足る業者かを正しく判断するには、利用者のリアルな声を確認するのが何よりおすすめです。
7-3. 明瞭会計の業者を選ぶ
見積もり価格が安いかどうかの視点だけでなく、明朗会計であることも確認しておきたい項目です。例えば、人員追加や夜間作業、車両代、ハウスクリーニング代などを追加費用として設定する業者も見かけます。中には、見積もり時の想定よりゴミが多かったから…という理由で様々な追加費用がかさみ、見積もり価格とかけ離れた金額を請求されてしまうケースも否定できません。そうした事態を避けるためにも、見積もり価格が定まった時点で「一切の追加費用が発生しない」旨を提示している明朗会計の業者を選びましょう。
7-4. 買取も一緒にできる業者で絞って探すのは避ける
不用品回収業者の中には、買取を同時に行ってくれる業者もあり、片付け費用から買取価格分を割引できる点はメリットです。ただし、高価な物品はむしろ買取専門店に出した方が高値で売れる場合が多く、片付けと同時の買取はあまりお得な選択とは言えません。また、買取サービスばかりに注目していると、本当に安く作業してくれる業者を見落とす可能性があります。そのため、依頼先を買取対応の業者だけに絞って検討するのは避けたほうが賢明です。
7-5. スタッフの対応が良い業者を選ぶ
スタッフの対応が良い業者に任せた方が、作業中も安心感がありますし、実際に質の高いサービスを提供してくれる場合が多いです。スタッフの対応は作業当日までわからないのでは…と思われるかもしれませんが、見積もりや問い合わせをした際のスタッフの受け答えだけでも判断材料の1つとして参考にできます。また、ゴミ屋敷片付けは経験やノウハウがものを言う作業なので、アルバイトではなく経験豊富な社員が対応する業者を選ぶようにしましょう。
8.実家をゴミ屋敷にしないためにやるべき3つのこと!
無事にゴミ屋敷を片付けても、実家にお住まいのご両親の心情に変化がない限りは、再びゴミ屋敷に逆戻りしてしまう可能性もあります。そこで、ゴミ屋敷状態に戻さないためにやるべき3つのことをご紹介しましょう。
8-1. 頻繁に実家を訪れる
頻繁に実家へ足を運び、室内や親の様子を確認しておくことが大切です。ゴミが溜まって散らかりそうな様子があれば、初歩の段階できれいに整えてあげると深刻化を防げます。何度か繰り返していると、親としても実家をきれいに保とうとする意識が芽生えてくるかもしれません。
8-2. 物の定位置を決めてラベルを貼る
実家を訪れていないときでも、ゴミ屋敷化を防ぐためにやれることはあります。何をどこにしまうのか物の定位置を率先して決めてあげれば、片付けが苦手なご両親でも普段から部屋を整理整頓しやすくなります。親の認知機能が衰えている場合は、目立つラベルやメモ帳を使って物の定位置を示してあげると判断しやすいでしょう。
8-3. ご両親の話を聞いてあげたり一緒に過ごす時間を作る
ゴミ屋敷化の要因として、ご両親が孤独を感じてセルフネグレクト気味になり、部屋を整理整頓する意欲が失われたケースも見受けられます。そうした状況を改善するために、実家を訪れる頻度を増やし、ご両親の話を聞いてあげたり、一緒に過ごす時間を作ってあげたりすると、ご両親の心情面が安定して前向きな変化も期待できます。
9.実家のゴミ屋敷を片付けたい!業者へ依頼する前によくある疑問と質問
・認知症
・セルフネグレスト
・うつ病
・統合性失調症
・強迫性障害
・買い物依存症
中には、ゴミ屋敷が当たり前という感覚に慣れてしまい、現在のお住まいがゴミ屋敷になられていたり、学校や職場での対人関係の構築が難しくなったりする方もいらっしゃいます。より深刻な場合は、長年引きこもりになられてしまうケースもあるようです。しかし、現時点で「実家のゴミ屋敷を片付けなきゃ」と感じているということは、一般的な家庭環境で育った方と同一の感覚を有している証だと解釈できます。今後は、ご両親も説得し、心の健康状態も含めて回復させてあげることがご家族にとって最良の道ではないでしょうか。