遺品整理はどこからどこまで行えば良いの？つらいときの乗りこえ方と疲れたときの対処法

遺品整理は膨大な作業量をこなす必要があるので、どこからどこまで行えばいいのかを事前に知っておくことで、少しでも精神的な負担を減らすことができます。

また、遺品整理を進めていくなかで、「遺品整理がつらい…」「遺品整理に疲れた…」と感じるご遺族の方も多いでしょう。

そこで今回は、遺品整理はどこからどこまで行えば良いのか。遺品整理がつらい、疲れたと感じた際の乗りこえ方について解説していきます。

遺品整理はどこからどこまで行うべきなのか

遺品整理を自分で行う際は、どこからどこまで行えばいいのか悩むご遺族が多いと思います。

故人が残した遺品は、物量だけでなく、相続財産の把握、諸手続など、膨大な作業量があるので、目安として遺品整理をどこからどこまで行うのか把握できていれば、精神的な負担を減らすことができます。

そこでここからは、遺品整理をどこからどこまで行えばいいのかについて解説していきます。

遺品整理はどこから？まずはスケジュール決めから始めよう

Step1.スケジュール決め	終了日から逆算して着手日を決める
Step2.仕分け作業	「残すもの」と「処分するもの」に仕分ける
Step3.不用品の処分	自治体の粗大ごみ収集や不用品回収業者などを利用して処分する
Step4.遺品の売却・相続	買取サービスを利用して遺品の売却を行う
Step5.終了	完了

遺品整理をどこから始めようか？と悩んだら、まずはスケジュールを立ててから着手することをおすすめします。

事前に遺品整理のスケジュールを立てておくことで、いつ、どの部屋の、どの部分の、何を、というようにその日の作業料の目安を事前に把握することができるからです。

一気に遺品整理を進めようとせずに、その日に行う作業を事前に決めておくことで、精神的・体力的な負担を減らすことができます。

遺品整理のスケジュールの決め方は、終了日を設定してから逆算して着手日を決めるようにしましょう。

例えば、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、退去日までに遺品整理を終わらせる必要がある他に、相続税の申告期限である故人の死亡日の翌日から10か月目までに遺品整理を終わらせる必要があります。

次に、遺品の仕分け作業を行います。

遺品を「残すもの」と「処分するもの」に仕分けしていき、仕分け作業が完了したら、作業場所を取ってしまう「処分するもの」に仕分けした遺品の処分を行います。

遺品の処分では、自治体の粗大ごみ収集や不用品回収業者を利用して処分することが多く、遺品整理業者や不用品回収業者であれば、遺品のお焚き上げ供養も行ってくれるケースもあります。

また、遺品整理業者や不用品回収業者であれば、遺品の買取サービスを同時に利用することができるので、非常に効率良く遺品整理を進めることが可能です。

遺品を売却する際は、相続人の同意を得ておくと後々の相続トラブルを防ぐことができます。

また、故人が残した遺言書やエンディングノートを先に見つけるようにして、書かれている通りに遺産相続を進めていくことも重要です。

遺品整理はどこまで？相続財産がわかるまで行う

遺品整理をどこまで行うのかについては、手続き上の関係では「相続財産が把握できるまで」となります。

なぜ遺品整理を行うのかと言うと、遺品整理を行うことで故人が残した財産を把握することができるからです。

故人が残した財産は、遺族が相続することになりますが、相続の際は「相続税の申告」が必須となります。

この相続税の申告期限が、前述したように故人の死後の翌日の10か月目となるため、この申告期限までに相続税の申告ができるように、遺族は遺品整理を行います。

ここで言う相続とは、故人が残した現金や骨董（こっとう）品・美術品などを売却した際の金額である「プラスの遺産」の他に、借金やローンなど「マイナスの遺産」も含まれます。

もし故人が大きな金額の借金をしていた場合は、相続人は相続放棄をすることができますが、相続放棄ができる期限は原則として「相続の開始を知ったときから3か月」とされているため、相続税の申告期限より短くなっています。

しかしながら、自身が相続人であることを長期間知らなかったというケースもあるので、この際は、「自分が相続権を有することを認識したとき」が相続放棄の期限の起算点となります。

プラスの遺産、マイナスの遺産の存在や量を把握するためにも、遺品整理は相続財産が把握できるまで行うようにしましょう。

また、賃貸住宅の場合は一人暮らしだった故人の場合、故人の死後、早急な退去が求められるケースも少なくありません。

特殊清掃や原状回復が必要であれば、作業日までに遺品整理を完了させておく必要もあるでしょう。

この場合は、特殊清掃やハウスクリーニングも行う遺品整理業者に依頼することで、同時に作業することができるので効率的です。

遺品整理業者に遺品整理を依頼する際の作業時間の目安は、1R・1Kで1〜3時間程度、1DKや1LDKで2〜4時間程度、2DKや2LDKで2〜8時間程度となっています。

遺品整理にかかる費用は、遺品の量と部屋の広さなどさまざまな要件で決まるため、余裕を持って遺品整理業者に相談して、見積もりをもらっておくようにしましょう。

遺品整理がつらい場合の乗りこえ方

遺品整理がつらいと感じる要因は、3つあります。

遺品を見ると故人を思い出してつらい
体力的につらい
プライベートや仕事とのバランスを保つのがつらい

このように、遺品整理をつらいと感じる要因がありますが、乗りこえる方法も存在しています。

ここからは、遺品整理がつらいと感じたときの乗りこえ方について3つご紹介いたします。

遺品整理を行う時期をずらす

遺品整理がつらいと感じるひとつの理由が、故人を失った悲しみがまだ癒えていないことがあげられます。

遺品整理を行うタイミングとして、四十九日法要後や諸手続後、相続税の申告期限まで、親族が集まったタイミングなどがよく紹介されていますが、気持ちの整理がつくまでに必要な期間は、ひとりひとり異なります。

そのため、遺品整理がつらいと感じたら、遺品整理を行う時期をずらすようにしましょう。

気持ちの整理がついて、遺品と向き合うことができるようになったときに、遺品整理を進めていくことができるようになります。

親族と協力して遺品整理を行う

遺品整理がつらいと感じたときは、複数人と遺品整理を行うことで、悲しみがまぎれることがあります。

親族が集まったタイミングで遺品整理を行えば、相談しながら遺品整理を進めることができる他に、ひとりで遺品整理を進めるときのように体力的な負担を減らすことができます。

また、世間話や故人の思い出話をしながら遺品整理を進めることができれば、気持ちを落ち着かせて遺品整理を行うことができます。

もし親族が集まることが難しければ、遺品整理業者に依頼して一緒に遺品整理を進めていくことも可能です。

遺品整理業者は遺品整理のプロなので、あなたの悩みや悲しみといったさまざまな気持ちを受け止めてくれる頼れるパートナーになります。

遺品をデジタルデータとして残す

遺品整理がつらいと感じる要因のひとつに、遺品を処分しなければならないというのがあります。

遺品とは、故人との思い出がたくさん詰まった品物ですが、誰も相続しなかった遺品については、処分を検討するご遺族が多いです。

しかし、「ものを処分する」というのは、思い出も一緒に処分するようで、なかなか踏み切れないという方も少なくありません。

遺品の仕分け作業がなかなか進まないという方も多いでしょう。

この場合、「処分するもの」に仕分けした遺品を撮影して、データとして残すことで、場所をとらずに長い期間、遺品を残し続けることができます。

また、写真やビデオテープ、賞状などは、専門業者に頼めばキレイな状態でデータ化してくれます。

データとして保管した遺品は、万が一データが破損してしまったときのために、DVD-Rななどの他に、クラウド上、フラッシュメモリーなど3カ所にバックアップをとっておくと安心です。

遺品整理に疲れたら専門業者に頼むのもひとつの選択肢

遺品整理は体力的にも精神的にも「疲れた…」と感じる方が多く、この場合は遺品整理業者に依頼して一緒に遺品整理を行うことで、効率的に遺品整理を行うことができます。

遺品整理業者であれば、重たい家具や家電製品の処分まで行ってくれるほかに、骨董（こっとう）品や宝石などの買取サービスを実施しているので、同時進行で売却する事も可能です。

遺品整理業者に遺品整理を依頼する際は、複数の業者に見積もりを取って、ご自身だけではなく親族と一緒に相談しながら業者を決めるようにしましょう。

愛知・三重・岐阜の遺品整理なら不用品回収隊にお任せください

遺品整理を遺品整理業者に依頼する際、さまざまな業者を比較・検討する必要があります。

しかしどこも同じようなサービスで、どこの遺品整理業者を選んだらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか？

「どこの遺品整理業者にしようかな？」と悩んだら、ぜひ愛知県・三重県・岐阜県対応の「不用品回収隊」をご検討ください。

ここからは、愛知県・三重県・岐阜県の遺品整理業者、不用品回収隊に依頼する3つのメリットをご紹介いたします。

地域密着型だからこそできる幅広いサービス

不用品回収隊は、愛知県、三重県、岐阜県に密着した遺品整理などのサービスを提供しております。

そのため、他社にはない手厚く、柔軟なサポートが可能となっており、最短30分のスピード対応や、ハウスクリーニングなどの幅広いサービスを実施しております。

「遺品整理と一緒に、部屋をキレイにしてほしい」「古いエアコンを取り外して処分してほしい」などのご要望にお応えいたします。

わかりやすい料金プランをご提案いたします

料金プラン	価格	おすすめシーン
軽トラックのせ放題	14,800円〜	1Kのお部屋の遺品整理に
1.5tトラックのせ放題	39,800円〜	1DKのお部屋の遺品整理に
2tトラックのせ放題	59,800円〜	2DKのお部屋の遺品整理に
4tトラックのせ放題	89,800円〜	3DKのお部屋の遺品整理に